佐伯祐三のアトリエ |
聖母病院(左)と聖母坂 |
佐伯祐三が帰国時代に多く描き残している下落合。
台地にくいこむスリバチ地形をもつ界隈は坂道だらけで、楽しい階段探し散歩にもなりました。
この辺りは大正時代に急速に宅地化された高級住宅地(目白文化村)だそうで、その高低差ならではの風景や、テニスやスキーを楽しむ文化人達の様子が描かれている、そんな作品も残されています。
描画ポイントを歩いて気づいたことは、きっと彼は“坂”が好きだったんじゃないかなあ💛ってこと。描画ポイントが台地と窪地の縁付近に集中してたりするみたいなので。
体調も思わしくなく、金銭的にも苦しくなったがための帰国だったようですが、ここでの精力的な創作活動には、この土地の魅力があってこそなんだろうなとしみじみ。。。
でもやっぱりパリが大好き💕だったらしく、また渡仏し、残された短い人生を全うするのです。
>>描画ポイントはこちらのサイトを参考にさせてもらいました。
というわけで今回は坂道だらけの写真ですけど、どうぞ。
山手線のガード下 |
見つけた階段は案外少なかったですけど、こちらのブログにも投稿しています。
FUJIFILM X-T2 & XF23mm